あるひ、ことりのポポは　ともだちのペペと　けんかをしてしまいます。げんきになれないきもちで　そらをとんでいたポポは　こうえんで　イライラしている　おんなのひとにであいます。　はなしをきくと　おんなのひとも　ともだちと　けんかをしたばかりとのこと。　そこへ、　じぶんが　いやなきもちになるようなことを　いわない　おもいどおりの　あいてを　つくることのできる　イメージねんどを　もった　ダンゴムシがあらわれて・・・。 　 ポポの、まっすぐで素直な感じ方を通して、だれもが、いつのまにか相手に押し付けてしまっている理想のイメージと、実際に関わることで見えてくる、換えが効かない、唯一無二の、そのあいてらしさの　存在に気づくことができる・・・かもしれない絵本です。だれかと関わることに、なにかしらの難しさを感じたことのある人に、ぜひ読んでもらえると嬉しいです。